空港利用者の減少止まらず
8月、秋田空港を利用した人は9か月ぶりに10万人を超えたものの、全体としては21か月連続の減少となり、減少傾向に歯止めがかからない状況です。
秋田空港管理事務所によりますと8月、秋田空港を利用した人は10万7666人で去年11月以来、9か月ぶりに10万人を超えましたが、去年の同じ時期に比べると8307人、率にして7.2%の減少となりました。
利用者が前の年の同じ月を下回るのはこれで21か月連続となり、減少傾向に歯止めがかからない状況です。
行き先別にみますと
東京便が7万2098人
(−10.7%)
大阪便が1万3842人
(+9.6%)
札幌便が1万533人、
(+1.0%)
名古屋便が8411人
(−12.0%)
韓国便は2782人で
(+5.6%)
搭乗率は63.4%でした。
いっぽう
大館能代空港の利用者は
1万3324人(−4.4%)でこちらも17か月連続で前の年を下回りました。
秋田空港の路線をめぐっては秋田と大阪を結ぶ1日2往復4便の運行をしていたアイベックスエアラインズが利用者の大幅な減少で10月末での路線の廃止を決めており、利用者を今後、どう増やせるのかが課題となっています。
記事元:NHKオンライン2009年9月24日